お庭や通路などに生える雑草。
抜いても・抜いても生えてくる雑草対策に「防草シート」を使った方法が定番になっています。
庭先や通路に敷いたり、防草シートの上に砂利を撒いたり...
お庭の中だけでなく、駐車場・空き地・田んぼ・土手など、あらゆる場所で見かけるようになりました。
防草シートの耐用年数とは
「防草シート」には、シートの材質によって耐用年数の長い物・短い物があります。
「耐用年数が長いシート」は、シート自体も硬くかなり丈夫。
「耐用年数が短いシート」は、シートも柔らかくなんとなく頼りない感じがします。
この両シートの違いは、耐用年数以外に強い雑草を防ぐ力にも表れます。
耐用年数が(左)短いもの (右)長いもの
庭師おすすめの防草シート
実際の現場作業で防草シート施工工事をおこなってきた実績からアドバイスさせていただきますと、耐用年数が短い安物の防草シートは選ぶ事は避けた方が良いでしょう。
施工する場所にもよりますが、安物の防草シートは早くて1年で駄目になります。
紫外線からの劣化も早く、また防草シートもペラペラなので成長力の強いチガヤなどの雑草なら防草シートを突き破って出てきます。
「安物買いの銭失い」にならないためにも、ご予算の許す限り耐用年数が長い物を選びましょう。
庭師からのおすすめの防草シートは「米国デュポン社製のザバーン防草シート」です。
シートの厚みに350G・240G・136Gと3種類かあります。
数字が大きいほどシートの厚みがあり、耐用年数が長いので350Gを選ぶ事がベストです。
私が行っている防草シート施工作業では、チガヤなど強い草が生い茂っている場所には350G、弱い草やあまり草が生えていない場所には240Gを選択しています。
いずれの品番でも「米国デュポン社製のザバーン防草シート」は防草シート施工が流行る前から評判の良い商品なので間違いはないです。
もし防草シートの上に砂利を撒くなら、「砂利下専用防草シート」です。
まとめ
この記事では、防草シートよっての耐用年数やおすすめの防草シートをお知らせしました。
防草シートは選ぶシートの材質で「かかる費用」「耐用年数」「防草性能」が変わってきます。
「強いシート」は「弱いシート」より割高ですが、それに見合った性能を発揮してくれます。
シート自体の価格はすこし割高でも、長い期間で考えれば結果お得となります。
くれぐれも「安物買いの銭失い」にならないよう、防草シートを選んで下さい。