makita(マキタ)充電式せん定ハサミの使い心地を評価

makita(マキタ)充電式せん定ハサミ「UP100D」

庭木をお手入れする時に使う剪定鋏。

いままで剪定鋏は岡恒・飛庄などのメーカーの鋏を使用して作業をしてきました。

しかし職業病の腱鞘炎の症状がひどくなってきたので、硬い枝が楽に切れるマキタ製充電式せん定ハサミ「UP100D」の購入に至りました。

実際の剪定作業ではマキタ「UP100D」と飛庄の剪定鋏を併用し、できる限り手の負担を減らすようにしています。

目次

充電式せん定ハサミの使い心地を評価

プロも認める充電式せん定ハサミ「UP100D」の魅力

指の動きに刃の動きが忠実に連動する

makita(マキタ)充電式せん定ハサミ「UP100D」は刃が細かな指の動きに忠実に連動し開閉します。

これだけ細かく連動して刃が動くと枝も切りやすく、また指の怪我を起こしそうな危険な場面も回避できるのでかなりの安心感があります。

指の動きに連動して刃が開閉する様子

コードレスで取り回しがし易い

「UP100D」はコードレスなので、剪定する際に枝などにコードが引っ掛かることはありません。

またコードに本体が引っ張られる事が無いので、手を伸ばした状態でも自由に取り回しがきくので、普通の剪定鋏のように使う事ができます。

10.8V仕様でも十分な枝の切断力

マキタには18V仕様の充電式せん定はさみがあり、10.8V仕様に比べてボルト数が高いので、枝を切断できる太さやパワーが上回ります。

しかし、10.8V仕様の「UP100D」でも実際の剪定作業ではなんら不満を感じる事はありません。

もし10.8V仕様のパワーで切り辛いなら、結構な太さの枝と思いますので、素直にノコギリを使いましょう。

充電式せん定ハサミでも非常にコンパクト

充電式せん定ハサミは、普通の剪定鋏よりはサイズが大きく、重くなっています。

しかし「UP100D」はバッテリーも薄型で意外と軽く感じます。

充電式せん定はさみ独特の本体下部がズッシリ重たく感じるような違和感もありません。

さすがに従来の剪定鋏と比べるとサイズは大きいですが、大きすぎて取り回しがし難い印象はありません。

せん定ハサミとの大きさの比較

充電を気にせず長時間使用できる

充電式のせん定ハサミということもあり、1回の充電でどれくらいの時間使えるのか心配でした。

私はマキタの充電式ヘッジトリマー(MUH001)充電式刈払機(MUR007GRM)充電式ブロワ(MUB001GZ)などを所有していますが、中には約40分程度でバッテリー切れになる機械もあります。

しかし、この充電式せん定ハサミUP100Dは1回の充電量でかなりの仕事量をこなしてくれます。

先日もウマベガシの生垣取り壊しの際に使用しましたが、2tダンプ一杯の枝を細かくする事に使用してもバッテリー残量に余裕があり驚きました。

私は「UP100D SAX」というバッテリー2個とケース、充電器がセットになったモデルを所有しており、予備のバッテリーが1個あるので安心して長時間の現場作業もできます。

UP100D SAX

UP100D SAX

充電式せん定ハサミ「UP100D」の使い心地

充電式せん定ハサミ「UP100D」の使い心地を動画で紹介していますのでいちどご覧ください。

充電式せん定ハサミの少し不満なところ

充電式せん定ハサミ「UP100D」の良い所ばかりを紹介しても胡散臭くなるので、実際に作業で使用してみて少し不満な所もありましたのでお知らせしたいと思います。

枝葉が密集した木は刃先が入り難い

普通の剪定挟より本体が大きいので、枝葉が密集した木には刃先がスッと入り難く、正直言って若干切り辛さを感じます。

とくに、充電式せん定ハサミに慣れていなかったので、特に違和感を感じました。

それとは逆に柿やイチジク・サルスベリなどは枝と枝との隙間が空いている木は、刃先が入りやすく切りやすいので充電式せん定ハサミには相性ピッタリです。

まとめ

makita(マキタ)の充電式せん定ハサミ「UP100D」は正直言って驚くような価格帯の剪定鋏です。

「UP100D SAX」のセット品で約8万円。

剪定鋏で8万円は驚きの価格ですが、実際に使えばその良さが分かります。

お値段以上の安全性や耐久性、何よりコードレスで軽量なところが良い!

剪定作業中、枝に引っ掛からず、手を伸ばし自由な位置に本体を持っていけるのでまさにストレスフリー。

10.8V仕様でも十分作業で活躍してくれているので、買って良かったなと思っています。

いろいろクドクド書きましたが、現役庭師がお伝えするmakita(マキタ)の充電式せん定ハサミ「UP100D」の使い心地報告でした。

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