庭木の剪定に必要な道具と言えば、ハサミと脚立。
最近では、DIYで庭木の手入れをしていた際、脚立から落ちてケガをした話をよく耳にします。
脚立を使った庭木のお手入れは、プロの庭師でも落ちることもある危険な作業です。
とくに脚立に登って何かをすることに慣れていない方は注意が必要で、また庭木の手入れで使う脚立選びも大切です。
実は...庭師の私も脚立から落ちた経験があります。
幸い軽いケガで済みましたが、一歩間違えば危なかったです。
少しでも脚立からの落下事故を防ぐ為にも、庭師だからお伝えできる「庭木のお手入れに適した脚立」についてお話したいと思います。
目次
庭木の剪定に適した脚立は…
庭木の剪定で適した「脚立」は、四脚より園芸三脚です。
なぜ四脚より三脚の脚立が適しているのでしょうか?
四脚の脚立は全ての脚が接地しなければ安定しません。
固くてまっ平なコンクリートの上なら、すべての脚がほぼ均等に接地するので安定しますが、地面の凸凹が多いお庭の中では「グラグラ」な状態で立っている事も多いです。
参考動画
園芸三脚の脚立は地面がデコボコした場所でも「安定していて、倒れにくい」のが特徴です。
地面がデコボコした状態の多いお庭の中では四脚の脚立よりも園芸三脚の方が安定するので、それが植木屋さんに選ばれている所以です。
三脚の脚立には鎖が標準で装備されており、この鎖を掛けなければ脚が開き倒れます。必ずその鎖を掛けて使用してください。
まとめ
庭木を剪定する際に使う脚立は、「四脚より園芸三脚」をおすすめします。
もし、どうしても四脚の脚立に登って庭木をお手入れする際は、横揺れにご注意ください。
ケガ無く「安全第一」でお願いします。
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