暖かくなるにつれ現れるものといえば毛虫。
見ただけで気持ち悪いですよね。
毛虫も生き物、駆除するのは可哀想ですが人間に害を与える虫は別。
毛虫の駆除について色々とお話いさせていただきます。
毛虫の駆除方法はどのようなものがあるの?
毛虫の駆除にはこのような方法があります。
- 農薬の散布
- 割り箸やトングなどで摘まんで取る
- キンチョールなど市販の殺虫スプレーをかける
駆除は何がいちばん効果的?
農薬散布や殺虫スプレーなどを使い駆除するのがいちばん効果的な方法です。
小さな庭木1本程でしたら、割り箸などを使い摘まんで取り除く事もできるでしょう。
しかし、毛虫は大量に発生します。
またチャドクガなど近づくだけでも危険な毛虫もいるので薬剤散布がいちばん安全で手っ取り早いです。
農薬はどこで購入できるの?
農薬はホームセンター・ネット・JA(農協)などで購入が可能です。
農薬の種類によって購入の際に農薬管理の免許の提示が必要になるものと、必要でない物があります。
ネット通販やホームセンターで売っている農薬は免許提示の必要がありません。
JA(農協)などで購入する場合は提示が求められる事が多いです。
農薬って薬害の心配は無いの?
無農薬が体に良いとされている現代、正直言って農薬に「害は無い」とは言い切れません。
しかし庭木は野菜や果実と違って食用ではないので、散布作業を慎重に行えば問題は無いと思います。
また最近では強力な殺虫力のある農薬は販売されていませんので、薬害のリスクはかなり低くなっています。
私の勝手な推測かもしれませんが、年1~2回程度の庭木への農薬散布なら人体に影響は無いでしょう。
農薬の散布に必要な物は?
農薬の散布は多くが植木屋さんなど業者に依頼するのが一般的だと思います。
もし、ご自分で農薬散布を行う場合は次のような物が必要になってきます。
- 農薬
- 噴霧器など散布する機械
- ゴーグル
- ゴム手袋
- 養生シートと固定する養生テープ
農薬
色々な種類の農薬が発売されていますが、その中でも毛虫を殺虫するのなら「トレボン」がおすすめです。
この農薬は結構キツイ匂いがしますが、薬害が少なく殺虫力が高いです。
ちなみにこの農薬はホームセンターでも購入が可能です。
また、農薬散布の際には「展着剤」という物も同時に混ぜて散布すると効き目が高まります。
噴霧器
噴霧器には、手動式・電池式・エンジン式があります。
小規模のお庭をご自分で薬剤散布する程度なら、手動式・電池式の噴霧器で対応できると思います。
マスク
薬剤散布の際、薬剤の吸い込みを防ぐ為にマスクは必需品です。
ゴーグル
散布した薬剤が目に入る事を防ぐためにもゴーグルも必需品です。
ゴム手袋
農薬を噴霧器のタンクに希釈する時や散布時はゴム手袋をはめて行わなければなりません。
養生シート
もし庭先に家庭菜園やメダカや金魚などを飼っている場合、薬剤がかからないように養生しなければいけません。
その場合は、塗装作業用の薄手の養生ビニールシートが使い捨てもでき便利です。
最後に...
以上、毛虫を駆除するために必要な農薬や道具についてご説明しました。
もしご自分で農薬の散布を行う場合は、「薬剤の定められた希釈倍数を間違えない事」また「ご自身に農薬がかからないようにする事」などに気をつけて作業をおこなってください。
作業に自信が無い場合は、迷わず植木屋さんなど専門の業者さんにお任せしましょう。