庭木の剪定で使う機械の「電動ヘッジトリマー」
散髪で使う電動バリカンのような機械です。
庭師である私は実際の作業で色々なメーカーの電動ヘッジトリマーを使ってきました。
そのなかでも、京セラインダストリー RYOBI(リョービ)のヘッジトリマーがいちばん自分に合った良い機械だと思っています。
ヘッジトリマの使用履歴
今まで使用したことのあるヘッジトリマーのメーカーは以下の通りです。
- ホームセンター製プライベートブランド
- 日立工機(現 Hi-Koki)
- マキタ
- 京セラインダストリー RYOBI(リョービ)「 HT-3632」「HT-3840」
2024年4月現在、【HT-3632】➡【HT-3633】 【HT-3840】➡【HT-3843】と新機種になっています
HT-3632
HT-3840
「HT-3632」「 HT-3840」の使用感
- 本体重量が軽~い ♪
- モーター性能の高さ
- 切れ味がとても良い
- 適度な刈込刃の長さ
- 低騒音で低振動
本体重量が軽~い ♪
庭木を剪定する時は、機械をいろいろな高さや方向に動かします。
また、状況によっては機械を片手で持ち腕を伸ばし使うこともあります。
そんなことから、機械の重さはかなり重要なポイント。
HT-3632は「1.9kg」 HT-3840「2.0㎏」例えるなら2リットルの水が入ったペットボトルと同じぐらいでしょうか。
実際はそれより軽く感じます。
あと、機械を持った時の前後の重量バランスが良く約2㎏の重たさを感じにくくなっています。
モーター性能の高さ
ヘッジトリマーはモーターを駆動させ刈込刃を動かす構造です。
モーター出力が高ければ刈込刃を動かす力が強く、枝や葉を楽に刈り込むことができます。
庭木の剪定の実際の作業では刈り込む強い力が必要になる場面が多くあります。
「HT-3632」「 HT-3840」どちらも庭師が作業で使えるハイパワーモーターが搭載されているので、力強く刈り込むことができました。
またモーターの耐久性も高いからなのか、故障も少なく、ほぼ毎日作業で使っていても約3年以上モーターの故障はありませんでした。
切れ味がとても良い
ヘッジトリマーの切れ味の良し悪しは、「モーターの性能 と 刈込刃の良さ」で決まると思います。
モーター性能の良さは先ほどお伝えしましたが、刈込刃もよく切れます。
メーカの説明いわく、以下の構造になっているのが機能しているようです。
- 全ての刃の先端に3面の研磨加工を施した高剛性の高級刃
- 刃の内側に「くぼみ」があり、ヤニが付きにくく溜まりにくい構造
RYOBI (リョービ)ヘッジトリマ製品情報
事実、この高剛性の刃のお陰で鋭い切れ味で刃欠けもしにくかったです。
また刃の内側の「くぼみ」で、ヤニが付きにくく溜まりにくい効果は実感しています。
適度な刈込刃の長さ
ヘッジトリマーを選ぶ際は、 「刈り幅」も考慮して選ぶのが大切だと思います。
お庭の剪定作業では、幅が広い長い距離の生垣を剪定する事はよくあります。
その場合、ある程度の刃の長さがないと作業が苦しくなります。
しかし刃が長い機械は、いちどに刈り込める範囲は広くなりますが、本体の総重量は重くなります。
反対に刈込刃が短い機械は軽いですが、作業の効率が悪くなります。
「HT-3632」360㎜「 HT-3840」380㎜と、中間的な刈り幅で「刈込幅」と「本体重量」のバランスがとれています。
「刈込幅」「重量」の比較
機種名 | HT-3033 | HT-3633 | HT-3840 |
---|---|---|---|
重量 | 1.9kg | 2.0kg | 2.0kg |
刈り幅 | 300mm | 360mm | 380mm |
特徴 | 刈り幅狭い | バランスが良い | バランスが良い |
2024年4月現在、【HT-3632】➡【HT-3633】 【HT-3840】➡【HT-3843】と新機種になっています
低騒音で低振動
ヘッジトリマーは刃が駆動すると振動や騒音が発生します。
振動が大きいと手が痺れたり、機械作動音が大きいとストレスがかかります。
使う機械には、長時間使用しても疲れない、体への負担が少ない物を選ぶ事がとても大切。
「HT-3632」と「 HT-3840」には、本体内部に振動を逃がすゴムが装着されており機械の振動を軽減してくれています。
また、モーターの音も低騒音の設計、とても静かで長時間の作業でも苦痛を感じません。
アフターサービスもバッチリでした!
機械は使用しているうちに修理が必要になる場合もあります。
リョービの商品は修理が必要になった時、購入した販売店に商品を持ち込んだり、郵送しなくてもまなくてもお近くのホームセンターで修理の受付をしてもらえます。
以前、電源ケーブルを不注意で切断した際に、ネット通販で購入したにも関わらず近所のホームセンターで修理の受付をして頂きました。
ネット通販での購入も多い時代、ご近所で気軽に修理を受付けてくれるのは本当に助かりますね。
まとめ
今回は、「庭師だから感じる」京セラインダストリー RYOBI(リョービ)のヘッジトリマー「HT-3632」「 HT-3840」の使用感をお伝えしました。
私の経験から言える事なんですが、RYOBI(リョービ)のヘッジトリマーはコストパフォーマンスに優れたとても良い機械と感じています。
もし、「自分でお庭の木を剪定したいけど、どんな電動ヘッジトリマーを買ったら良いか分からない」と悩まれているなら、購入候補としてRYOBI(リョービ)のヘッジトリマーをお考えになられてはいかがでしょうか?
マキタやRYOBI(リョービ)のヘッジトリマーならホームセンターでも実物が展示されているところも多くあります。
実際に商品を手に持ち、重さなどを体感してから購入機種をお考えになられるのも良いかもしれませんね。
2024年4月現在、【HT-3632】➡【HT-3633】 【HT-3840】➡【HT-3843】と新機種になっています