刺される前に、知っておいて!お庭の中で蜂の巣は、こんな場所にあることが多いです。

蜂危険ページのアイキャッチ画像

庭師という仕事柄、毎年何回も蜂に刺されます。

蜂に刺された瞬間の激しい痛み、刺された箇所の痒みなど、ハチに刺されて何も良い事はありません。

何度も刺されると、アナフィラキシーショックも心配ですしね...

よく庭先で刺される事の多い蜂といえば、アシナガバチとキイロスズメバチです。

オオスズメバチは山中の切株の中に巣があるので、庭先で刺される事は滅多にありません。

目次

蜂の巣がよくある場所

アシナガバチの巣は、生垣や低木の寄せ植えなど密集した庭木の中にあることが多いです。

例えばこのような場所。

【生垣の中】

【低木の寄せ植えの中】

またキイロスズメバチは家の軒下、庭木の中や枝に巣がある事が多いです。

【キイロスズメバチの巣】

スズメバチの巣

オオスズメバチは、山中の腐った切株の中や地中など根元にある場合が多いです。

蜂が攻撃的な時期は?

蜂が攻撃的になるのは巣に幼虫がいる期間で、自分の子孫を守る為に必死に攻撃をしてきます。

蜂の種類によって攻撃的になる時期は違いますが、アシナガバチやスズメバチは夏の時期が最も危険です。

オオスズメバチは秋頃が最も危険です。

アシナガバチキイロスズメバチオオスズメバチ
危険な時期7月~9月頃6月~10月頃9月中旬~11月頃

もし、蜂の巣を発見したら...

当たり前かもしれませんが、蜂の巣を発見したら巣に近づかないのがいちばん。

まさに「触らぬ神に祟りなし」です。

しかし、巣をそのままの状態にしておけば誰かが刺される危険性もあり、見つけたら駆除はされた方が良いです。

駆除に使用する殺虫スプレーは、「ハチ専用」を使用する事をおススメします。

キンチョールなどゴキブリや蚊を殺虫するスプレーでは蜂は死ににくいので注意が必要です。

またハチ専用の殺虫スプレーでもスズメバチには「スズメバチ専用」しか効きませんのでその点もご注意ください。

しかし、いざ蜂を目の前にして対峙することはとても怖いです。

仕事柄、蜂に遭遇することの多い私でも活動期の蜂は正直とても怖いです。

もし、ご自分で蜂の駆除をすることに不安な時は、けっして無理せず専門の業者さんに依頼してください。

まとめ

今回は蜂の巣がよくある場所・危険な時期・巣の駆除についてお伝えしました。

蜂の種類によって巣がよくある場所は違います。

  • アシナガバチは生垣や低木の寄せ植えなど、枝や葉が密集した庭木の中
  • キイロスズメバチの場合は、家の軒下や庭木にぶら下がっていることが多い
  • オオスズメバチは庭先で巣があることは珍しく、山中や公園の腐った切株の中や地中にあることが多い

蜂の攻撃的な時期は、アシナガバチとキイロスズメバチは夏季、オオスズメバチは秋頃です。

蜂の巣を発見し駆除する場合は、ハチ専用殺虫スプレーで撃退しましょう。

殺虫スプレーで気をつけなければならないのは、スズメバチにはスズメバチ専用を使う事です。

もしご自分で駆除することに不安がある時は、専門の業者さんにお任せしましょう。

くれぐれも夏のハチにはご注意を。

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